「古見さんは、コミュ症です。」をドラマ化 若者の生きづらさ"に斬り込むNHK
しかしそんなかりそめの自分で作った友達に、一体どんな価値があるというのだろう。
第2話で友達になった古見さんと万場木だが、互いの本音を打ち明け、互いの弱さに触れ合うことで生まれた友情こそ「本当の友達」といえるのではないか?と、二人の初々しくも尊い友情に気づいたら涙が出ていた。
カテゴライズもタグ付けもしない互いにまっさらな状態で、今一度「友達」を作ってみたいと思わせてくれた、そんなドラマだった。残り5話。彼女たちの友情物語に心洗われたい。
(文=SALLiA/ライター)