小栗旬、菅田将暉らの“覚悟”で芸能界と政治の距離が変わる…「VOICE PROJECT」が投じた一石
ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル、Taka(33)はこうだ。
「政治のことなんて興味なかったし、それだけ僕はすごく幸せな環境で生きてることができたんだなっていうのを今になって実感します」
■「僕らのできる第一歩」
ローラ(31)は「無関心っていう気持ちをまず一歩踏み出して行動にする。自分にも責任があるんだっていう気持ちを持って、足を踏み出すことがすごく大切なのでは」とし、小栗は「僕らのできる第一歩」などと続けた。某芸能プロ幹部が言う。
「いずれも、とても勇気のいる行動だったと思います。芸能人が何か政治的なことを言うと、おまえが言うなの批判が即、上がってくるし、反論したら反論したで、そういう色がついてしまい、業界内で色眼鏡で見られてしまう。言論の自由といったって、言ったら言ったで酷い目に遭った例はいくらでもあります」
安倍政権に近いとされる東京高検検事長の定年問題で、検察庁法改正に抗議意思を示す活動がSNSで広がった際、同調したきゃりーぱみゅぱみゅ(28)が叩かれ、「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグを削除。「影響力あるから発言するな、勉強してないくせに」という声に対し、東ちづる(61)が「うーん。勉強してないと思うような発言には影響されないと思う」とコメントしただけで炎上する騒ぎに。昨年5月のことだ。