トランプ政権で価値観ガラリ…世界が変わっても「自分の基準」を持ち続けられるか
「地球が温暖化しているから大雪が降るのです」
この説明を受けて、納得する人がいるのだろうか。
確かに地球の気温が上がると、海水などが蒸発し、大量に雲が発生。それが大雪につながる可能性はある。ただ、一般的に雪は寒いところで降り、常夏の国ではまったく降らない。ちょっとロジックが極端すぎるのではないか……。
最近になって、企業が続々と「脱炭素の国際枠組み」から脱退している。三井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、野村ホールディングス……。米国でも“リーダー役”だったブラックロックが離脱している。
年初にトランプ政権が発足。「CO²地球温暖化犯人説」に疑問符がついており、この流れに追従しているのだ。
これまでのバイデン政権は地球環境やジェンダー問題、ウクライナ戦争にも積極的に関与してきた。
しかしトランプ政権になると、これらを全否定。パリ協定から再離脱すると言い、女性スポーツからトランスジェンダーを排除、ウクライナ戦争の停戦を模索している。