著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

衝撃の児童殺害事件から1年 追悼キャンペーンに“ジョンイン法”も成立したが…

公開日: 更新日:

 また、報道番組で司会者が口にした「ジョンインちゃん、守ってあげられなくてごめんね」という言葉に芸能人も賛同。「#ジョンインちゃん、ごめんね」という追悼キャンペーンがSNSで広まり、BTSのジミンをはじめとする芸能人たちが続々と参加した。

 11月5日から日本で公開の韓国映画「告白」は親から虐待を受ける女児を描いた衝撃のサスペンスだ。社会福祉士が女児を救おうとするが、一職員には限界があり、保護できずにいる。実際、今年に入って児童虐待犯罪処罰特例法は改正され、“ジョンイン法”と呼ばれているが、それでも児童虐待通報のうち8割超が自治体に通報されていないという実態も明らかになっている。韓国では過去に子供に大量の唐辛子を食べさせて虐待したバカ親がいたが、今年は娘に排泄(はいせつ)物を食べさせるなどの虐待をし、殺害した母親が起訴された。

 一方、ジョンインちゃんの養母は拘置所でいちごジャムを集めて顔にパックしているという衝撃の近況が韓国メディアで報じられた。尋常ではない。

※「告白」…22日からシネマート新宿・心斎橋でスタートする劇場発信型映画祭「のむコレ’21」で上映

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動