爆笑問題・太田光は貴重な「政治を語れる芸人」 選挙特番での“ハレーション”はTBSの狙い通り?
ネットの住民は「失礼だ」「非常識だ」と批判したが、空気を読まない太田の質問に対する政治家たちの反応は興味深かった。TBS が太田を起用したのは、そういったハレーションを期待したからではないか。
「立川談志、ビートたけし以来の政治を語れる芸人として露悪的なところも含めて太田は貴重な存在です。ただし、TBSのダメなところは太田の横にツッコミを置かなかったことです。相方の田中でもいいし、『ラヴィット!』の川島明、ホラン千秋でもいい。ツッコむことで皮肉、笑いに持っていくこともできたと思う。『爆笑選挙の日』のタイトルでバラエティーっぽくするとか。横にいたのがセオリー通りにしか進行できない小川彩佳や井上貴博では、組む相手が違う」(同前)
報道はお笑いとは違うというごもっともな声もあるだろうが、選挙の結果自体がお笑い草だったではないか。