桃井かおり編<4>「疑惑」で後妻役を好演…彼女の悪女演技には説得力があった
野村芳太郎監督の「疑惑」(1982年)は、松本清張のサスペンス小説の映画化である。桃井かおり扮する若い後妻を乗せて、車で海に飛び込んだ富豪の夫が死亡した。桃井は生き残るが、夫に多額の保険がかけられていたことから、彼女に計画殺人の疑いがかかる。その弁護を引き受けたのが敏腕女性弁護…
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