「言葉」を武器に自分の意見を“笑い”に変えるスタンダップコメディーを日本でも広めたい
先日、ウーマンラッシュアワー村本くんのスタンダップコメディーライブを見た。観客は40人限定。休憩を挟んで1時間以上1人でしゃべりまくる。終始爆笑の渦、笑いと拍手が収まるまでしばらく待つ、というショーストップな瞬間も何回もあり、圧巻のステージであった。
この間のTHE MANZAIのネタは、この時のものから選んでいた。聞けば1人でニューヨークに武者修行に出るという。彼もだんだん軸足が漫才からスタンダップコメディーに移り出したようだ。相方の中川パラダイスくんの行く末が気にかかるが、打たれ強そうな人だから大丈夫だろう。それに、村本くんも漫才を捨てはしないだろう。
かくいう私も、細々とスタンダップコメディーをやっている。
その世界では何年も前から本職としてやっている2人、清水宏とぜんじろうが立ち上げた日本スタンダップコメディ協会に私も所属しているのだ。
そもそもスタンダップコメディーとは何かといえば、皆さんも一度くらい洋画の中などで見たことがあるでしょう。バーのようなステージでマイク一本で客をジョークで笑わせる、あの芸だ。