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SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

ナイツの“不倫いじり”に鈴木達央のファンが敏感に反応…ネタにLiSAの名前は必要だったのか?

公開日: 更新日:

■「いじり」が笑えない時代に?

 確かにナイツのネタは、丁寧に練り上げて作られている。過去には薬物事件を起こした酒井法子(50)をネタにするなど、真っ向からいじりにくいことを笑いに昇華させる「漫才師としての矜持」を感じさせる。

 しかし、今回に関してLiSAの名前を出すことで、彼女の傷をえぐることになりかねないのではないか……。そこが視聴者にとっては素直に笑って良いかどうか戸惑ったポイントだったかもしれない。であれば、やはり鈴木達央本人の名前を出すか、そもそも彼をネタに登場させないかがベターな選択だったようにも思う。

 少なくとも被害者の傷になるような「いじり」が、笑えるような時代ではなくなってきたのかもしれない。

(取材・文=SALLiA)

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