ウオーキングの伝道師デューク更家さんは1000人の弟子とともに普及活動を継続中
「イオンモールさんでモールウオーキングレッスンを始めて12年ほどですね。今では越谷のほか、私の弟子が青森県から愛媛県まで全部で11カ所のイオンモールで開催しています」
インタビューは日を改めて都内で。前日は岡山市でイベントがあり、帰京したばかりだった。
「ウオーキングに取り組み出したきっかけは、母が肝硬変で1991年に亡くなったことです。担当医から『なるべく歩きなさい』と言われ、その通りにしたら歩き過ぎが原因で骨折して車椅子生活。それからわずか半年、でした」
最終学歴は大阪経済大経営学部卒だが、高校は保健体育科。健康や体づくりについての基礎知識があった。
「ちょうどファッションショーの演出、プロデュースをするようになった時期でもあったので、研究にはもってこいの環境」
そして運動生理学だけでなく、気功、各種武道、ヨガ、バレエ、ピラティス、呼吸法などの“いいトコ取り”で生まれたのが独自の「デュークズウオーキング」だった。