脳梗塞で入院した三遊亭円楽は僕にはありがたい存在 本当に「いい人」なのだ
いや、もう、芸能界でもコロナ感染が毎日のように報じられている。
出演者の中に感染者が出た場合、どうするのかというのは、テレビ、映画、舞台などすべての芸能関連で準備がなされていたのだが、その想定を超える感染の増え方を見せているので、代役選定などで混乱している。
そんな中、老舗ともいえる演芸番組「笑点」がピンチを迎えたと話題になった。後楽園ホールで1月29日と2月5日に予定されていた公開収録を中止。司会を務める春風亭昇太(62)、メンバーの林家たい平(57)が相次ぎ感染し、三遊亭円楽(71)は脳梗塞で入院したためで、昇太とたい平は無事に自宅待機が終わっているが、円楽は2月いっぱい休養する予定だ。
笑点はこれまでも大ピンチを何度も乗り越えてきた。出演者のひとりが休むということは何度も経験している。故・桂歌丸師匠の療養時は残りのメンバーが補い、2019年の円楽の脳腫瘍入院の時には若手の春風亭昇也が代役を務め、昨年の林家木久扇の大腿骨骨折の際には、春風亭小朝と桂文枝の大物が代打出演した。今回も円楽不在の穴は埋められるだろう。