元・光GENJI 内海光司と佐藤アツヒロの現在地…リストラ免れた“組織遊泳”の秘訣とは
ジャニーズに詳しいマスコミ関係者はこう言う。
「まず、アツヒロは仕事しています。舞台役者として後輩たちの作品に特別出演したり、ジャニーズの外からもオファーが来て、ひたむきにこなしている。主演でも脇でも、通用する現役なんです。内海はアツヒロほど仕事しているというわけではありませんけど、アツヒロと2人でステージに立って、3公演で3500人ものファンを動員したりしています。稼ぎ頭ではありませんけど、サラリーマン社会で言うところのタダ飯食い、窓際とまではいかないと思いますよ」
人望があったり、有力な後ろ盾があったりするのか。
「売れなかったり、あまり目立たない仕事を振られて、辞めていくタレントが少なくない中、アツヒロも内海も腐ったりせず、その時その時に置かれた場所を受け入れ、そこで咲こうとする。スキャンダルや不祥事を起こすわけでもなく、アイドルグループでなくなった後も、ジャニーズで仕事をしてきたし、ずっとしようとしているんです。そういう、居てくれる人にはきちんと遇する。生き残らせようと、仕事をつくるのが故ジャニー喜多川からのジャニーズの伝統。それがまだ残っているということでしょう。もちろん仕事として成り立つものしかやらないのもジャニーズですから、彼らにまだ往年のファンがついてきてくれているというのも大きいはず」(前出のマスコミ関係者)
2人ともはるか年下の後輩たちの引き立て役もこなし、先輩風を吹かして威張ることもなし。世の中高年も見習うべき組織遊泳術といえるだろう。