二宮和也は新規開拓に成功、相葉雅紀は“名残り番組”で迷走中…嵐メンバーの勝敗は?
ここ数年の視聴率の成績は、従来の世帯視聴率と個人視聴率に加え、見逃しネット配信のTVerが追加。4月からは追っかけ再生も可能の「TVerリアルタイム配信」がスタートし、ランキングも「総合」など7ジャンルに分かれている。そのため視聴率が振るわなくても、翌日以降のランキングで上位に入ることもあり、評価基準は瞬発力だけでなく“再生視聴力”に代わりつつある。
現に、昨年10月期の吉高由里子(33)主演ドラマ「最愛」(TBS系)は、最終回で初めて2ケタ視聴率に到達する程度だったが、TVerの総再生数は2280万回を突破。「TVerアワード2021」でドラマ大賞を受賞している。
「VS魂」は4月からようやくTVerに加わったが、大きく出遅れたせいか「バラエティランキング」はイマイチ。二宮と同じく後輩とタッグを組んだ番組の作り方だった相葉だが、ここにきて大きく水をあけられている。「これは人気の差ではない」と、エンタメライターの伊藤雅奈子氏がこう言う。
「二宮さんの『ジャにのちゃんねる』は、男子4人が心の底から楽しんでいるのが見て取れる。対して『VS魂』は、番組を成立させるためにキャスティングされたメンバー。それぞれがキャラに徹している姿が健気である反面、窮屈さに映っています」
YouTube発で「24時間テレビ」に抜擢された二宮と、嵐の名残り番組でゴールデンタイムを死守する相葉。相葉に名誉挽回の策はあるか。