土屋太鳳「やんごとなき一族」はハマり役なのに…松本若菜に話題をさらわれる不運

公開日: 更新日:

「松本さんも木村さん同様、どちらかというとはかなげで、どこか幸薄い役をやらせたらぴったりハマると言われてきた女優さんです。その松本さんが目をひんむき、奇妙なダンスを踊り、変な替え歌を高らかに歌うんですからね。いい意味で裏切られた視聴者は〈こんな演技もできるの!?〉などと拍手喝采です。ドラマにも役者さんにも、意外性って大事ですね」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏だ。

 ネット上では〈#松本劇場〉なるハッシュタグも飛び交っており、松本は今後ますます注目されそうな勢いなのだが、そうなると気になるのは、主演なのにイマイチ話題に上らない土屋のこと。

「土屋さんはいつの頃からか、女性ウケがイマイチとなってしまいました。ここら辺でそのネガティブな評価を大きく変えたかったところでしょうが、何せ『やんごとなき一族』では、主演の割にはちょっと影が薄いんですよね……完全に松本さんに食われてしまっています」(エンタメサイト編集者)

 その一方で、前出のエリザベス松本氏はこう続ける。

「土屋さんはキュートな声や顔立ちから、これまではとにかく、可愛く可憐に振る舞う役が多かったですが、可愛いだけより、強くきっぱりとした役柄のほうが、実は土屋さんには似合うように思います。なので庶民からやんごとなき一族に嫁ぎ、奮闘し、恐れを知らずに正直な物言いをする佐都という役は、土屋さんに合っていると思うんです。高い身体能力を生かすシーンが盛り込まれているのもいい」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末