二宮和也は“師匠”木村拓哉を本当に超えたのか…「マイファミリー」圧勝の舞台裏

公開日: 更新日:

 最終回の平均世帯視聴率は16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。勝てば官軍で、嵐・二宮和也(38)の株が急騰したことだけは間違いない。

 二宮主演のTBS日曜劇場「マイファミリー」は初回12.6%でスタート。その後2ケタをキープしたまま、第9話は14.2%、そして12日放送の最終回で16.4%と、春のドラマ戦線をほぼ独走状態で大勝利を飾った。8月には主演映画「TANG タング」の公開も控えており、さらに弾みがついた格好だ。

「物怖じしない二宮さんが〈怖い存在〉と話す木村拓哉さんの主演ドラマ『未来への10カウント』が1ケタを記録したこともあったのとは対照的で、〈ニノが"師匠"に圧勝〉なんて報じたところもありましたが、TBSの関係者にとっては木村さんを超えたかどうかなんてどうでもいい話。正直なところ、ホッと胸を撫で下ろしていますよ」(ドラマ制作会社関係者)

 まあ、そりゃそうだろう。あれだけゴージャスな面々を集めてコケたら、二宮の俳優業に影を落としかねなかった。

「ニノの妻役に多部未華子、友人役に賀来賢人濱田岳、ニノをマークする刑事役に玉木宏、ビジネスパートナー役に高橋メアリージュン、隣人役に松本幸四郎、日曜劇場恒例のお笑い芸人枠としてサンドウィッチマン富澤たけしと、いずれも第一線で活躍している主役級ばかり。誰が主役を張っても不思議じゃない豪華な出演陣でコケるわけにはいかないでしょう。濱田の妻役で、最後の最後で絡んできた珠城りょうにしても、宝塚の元トップスターですからね」(テレビ誌ライター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇