“アフターBTS”のK-POP事情 第4世代はガールズグループがアクティブ

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第4世代も粒ぞろい

 さらに2018年以降に結成された“第4世代”もコロナ禍をむしろ追い風にSNSを中心に活況だ。ブーム草創期から日本にK-POPを紹介、女性誌の動画サイトでデビュー当時のBTSも取材している編集者の田原章雄氏がこう言う。

韓流ブームの時代から、『冬ソナ』のペ・ヨンジュンブームが終わると、チャン・グンソクが現れるというように韓国はブームの波が繰り返され、今回、BTSという大きな波の後に“新たなうねり”が生まれつつあります。K-POP界ではアーティストが2、3年周期で活動休止期間を経て再始動するというサイクルがあり、今ちょうど第3世代の大物たちも再始動し始めている。さらにJYPのITZY、少女時代を輩出したSMエンターテインメントのaespaなど若手の“第4世代”も粒ぞろい。今回は往年のアイドルを輩出した大手事務所からデビューしたグループも多く、戦略が明確で人気が出るのは目に見えており、アフターBTSのK-POP市場は第3世代、第4世代が重なった、新たなガールズブームを形成しつつあります。グローバル化に伴い、韓国文学も女性自立文学がベストセラーになっており、ガールズグループも楽曲、ファッションやメークにより“女性の強さ”をアピールするよう進化しています」

 時代はどんどん動いている。

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