井森美幸、松本明子、森口博子、山瀬まみ…ぽっと出とは“地肩”が違う「バラドル第1世代」の活躍
大御所ぶらない
「この世代のバラドルたちは、50歳を過ぎたベテランとなっても決して大御所感を出さず、バラエティーのルールもわかっているので使いやすい。それが息の長い活動につながっているのでしょう。今、バラエティーで活躍しているタレントの中でも、井森や松本のことを好きだったり、目標にしていたりと信奉している人は多いです」
目下、唯一の例外は、2020年9月に「天才!志村どうぶつ園」(日テレ系)が終了し、今年3月には25年間務めた「新婚さんいらっしゃい!」(朝日放送、テレ朝系)を卒業。“レギュラーゼロ”といわれる山瀬まみ(52)か。
「彼女の場合は、番組の終了やリニューアルに巻き込まれた格好です。ギャラの高さが原因ともいわれますが、トーク力とバラエティー適性は突出していますから、少しギャラを下げれば、NHKとも相性がいいですし、通販番組やBSのグルメや旅番組など引く手あまたでしょう」(前出の制作関係者)
一周すればすぐ飽きられて消えていく今のバラエティータレントと違う“バラドル第1世代”。激動の昭和、平成を生き抜いてきただけに、ぽっと出のアイドルとは“地肩”の強さが違うのである。