香川照之は性加害報道で謝罪もダメージは最小限?「演技派俳優」に甘い日本の風潮
これらは全て「擁護派」が多かったからこそ、成立していることだといえる。
「程度の大きさはもちろん関係しますが、日本はやはり『演技派で元々好感度の高い俳優』には甘い印象です。3月に文春によって性加害を報じられたことで降板が相次いだ木下ほうかさんは、『イヤミな役』が多く、替えがきくポジションだったということも降板させやすかった理由の一つだったでしょう。ですが、香川さんは今や日本を代表する名俳優の一人。香川さんの演技と報道の事実を天秤にかけて、『見れなくなるのはもったいない』と思う人がいるのも事実でしょう」(ワイドショー関係者)
その演技力で、作品に没入させ、役で自身のイメージを払拭し、報道を薄れさせていくことが可能だという点で「演技派俳優」という立ち位置は「ずるい」とも言える。果たしてこのまま最低限のダメージで香川は逃げ切れるか?