丘みどりディナーショー“Wブッキング中止”の背景と経緯 超老舗ホテルの杜撰すぎる対応
■「担当者間のコミュニケーション不足」と説明
名古屋市で最も歴史の古い有名な老舗ホテルのあまりに杜撰な対応に、SNS上では「ありえない」の声が続出し、丘自身も「申し訳ない気持ちでいっぱいです」「本当にショックです」とブログやツイッターで困惑している。
同ホテルの広報担当者はミスの経緯について日刊ゲンダイにこう説明した。
「予約をいただいたのは、今年の春ごろで、お取りいただいていたのは、2つある大宴会場のうち『那古の間(約1100平方メートル)』でした。しかしこの担当者は、その後、別の担当者が、那古の間を押さえてしまったことに気付きました。担当者間のコミュニケーション不足から発生したミスです。それで本来あってはならないことですが、その担当者は、主催者さまの承諾を得ることなく、もうひとつの『曙の間(約700平方メートル)』を押さえ直し、さらにその事実を前日まで主催者さまに報告しておりませんでした」
ショーは昼と夜の2部制で、料金は1人3万円。約300人が来場予定だったという。ホテル側は客へのチケット代金、交通費、宿泊代は返金するとしているが、主催者サイドへの補償などについては、「協議はこれからということになりますが、誠心誠意対応させていただく所存です」(広報担当者)と答えた。