タッキー退社でスポーツ紙のジャニーズ忖度は変わったか? SMAP解散時“ヨイショ報道”と比較
■今回、最も踏み込んで報じたのはスポニチ
SMAP解散から6年近く経つ今、スポーツ紙は滝沢氏の退社報道でどこまでジャニーズに切り込んでいたのか。それとも、SMAPの時のように露骨な事務所寄りだったのか。今回、滝沢氏の退社コメントがないため、スポーツ紙は理由を推測する以外ない。ここをどう書いたかがポイントになる。
<ジュリー社長と事務所やタレントの方向性をめぐる決定的な違いが生じたのか、ジャニーズ以外でタレントを育成したい気持ちが出てきたのかは分からない>(サンケイスポーツ 2022年11月1日)
<急きょ、身を引かねばならない理由があったのか。想像の範囲でいえば①私生活で大きな変化②体調面や精神面に問題③社内でのトラブル…。よほどの事情がない限り、ライフワークともいえるJr.の育成を滝沢副社長が投げ出すとは到底思えない>(東京中日スポーツ 2022年11月1日)
2紙とも、6年前には想像できない言葉がある。サンスポは<分からない>と濁しながらも、<ジュリー社長と決定的な違いが生じたのか>とまで書いた。東京中日スポーツも<想像の範囲でいえば>と前置きしつつ、可能性の1つとして<③社内でのトラブル>を挙げている。一方で、以前と同じ体質を感じさせた媒体もある。