静岡県裾野市・虐待の元保育士3人逮捕…ひろゆき氏「県警GJ」投稿も“現場認識不足”は否めず
この発言を受け、SNS上では《保育士はあくまで資格であって、資格がなくても保育業務は行える》《そもそも保育士は資格であって免許ではない》などと、ひろゆき氏に賛同する声がある一方、言葉遣いのミスを指摘する声もチラホラと見受けられた。ひろゆき氏は4日、自身のツイッターで元保育士3人が逮捕されたことについても「静岡県警GJ(グッジョブ)」と題し「暴行を通報しようとした別の保育士に、土下座して通報しないように頼んだ園長も同罪ですよね」と投稿。発言に悪気がないのはよく分かるし、今回の事件に憤っていることが伝わるものの、残念ながら保育の現場に対する認識不足は否めない。
ネット上の指摘の通り、保育士はあくまで資格であって免許ではない。保育士の登録業務を行う「登録事務処理センター」によると、保育士の登録取り消しは可能だという。
「制度として保育士の登録取り消しは可能です。児童福祉法に規定があり、第十八条の五の二には、『禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から起算して二年を経過しない者』と規定があり、執行猶予でも実刑でも変わらず、取り消されます。また、禁固刑が科されずとも、第十八条の二十一には『保育士は、保育士の信用を傷つけるような行為をしてはならない』とあり、登録取り消されることもあります」(担当者)