沢口靖子「科捜研の女」低迷でも放送継続の強運 今シリーズ敗因は“ドモマリ”の愛憎劇カット

公開日: 更新日:

■“ドモマリ”愛憎劇を楽しみにしていたファン

 一方、毎回、最新の科学用語がキーワードになるなど、ドラマ内容が難しくなり過ぎたという声もあるなか、ある制作関係者は敗因を次のように分析する。

「確実なのは“ドモマリ”のツンデレ愛憎がなくなったからです。ドモマリとは内藤剛志扮する土門刑事と沢口扮する榊マリコの微妙な友達以上、恋人未満の気になる関係です。この2人の恋の行方を知りたくて、かつての『科捜研』ファンはテレビにくぎ付けになっていた。今回の低視聴率はこの要素を枠移動を機にカットしたからです。来年7月に予定されている新シリーズではこの2人のツンデレ愛を復活させるそうです」

 さらにこんな話もある。

「以前は2シーズン制だったがこれからは年内に単発SPドラマを1~2本。そしてシーズン23を放送する。すでに制作者レベルで確認されているのは『科捜研』が終わる時はドモマリの恋に終止符が打たれる時です。2人がゴールインするのか、それとも土門刑事が殉職してしまうのか。期待に応えるべくさらに進化させていく。一部報道で打ち切りや沢口の降板が報じられているが120%あり得ない。あるとしても沢口が所長になる程度です」(事情通)

 来年以降もシリーズ継続が決まった「科捜研の女」。果たして最後はどんな結末を迎えるのか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース