橋本環奈を「紅白司会」に起用したNHKの慧眼…一部マスコミの“密約”邪推を吹き飛ばす圧倒的な力量
早くも“長期政権”の可能性を報じるメディアさえ登場しているが、メディア文化評論家の碓井広義氏も驚きを隠さない。
「緊張しすぎず、笑顔を絶やさず、大泉のことや出演者もフォローしつつで、安心して見ていられました。大御所の郷ひろみ相手に踊ったりしていましたが、進行とダンスなど演じることを素早くスイッチすることも容易ではありません。彼女は、今回の紅白の一番の収穫と言ったら言い過ぎでしょうか。しかし、彼女の潜在能力を見抜いた上での起用なら、これはNHKの慧眼と言っていいと思います」
橋本は2013年、地元福岡のローカルアイドル「Rev.from DVL」で踊っていた「奇跡の一枚」の写真がネットにアップされるや“1000年に1人の逸材”として話題となり一気にブレーク。その後、圧倒的な好感度を武器に、女優、バラエティー、CMと順調に駆け上がり、10年足らずで紅白の司会にまで上り詰めた。
■憧れは戸田恵梨香
ブレーク直後の15年、すでに10社近くのCMに出演し“次世代CMクイーン”と呼ばれていた彼女を取材したアイドル雑誌関係者はこう話す。