「オールナイトフジ」社長の肝いりで32年ぶり復活も…伝説の“お色気企画”は再現できる?
フジテレビの深夜バラエティー番組「オールナイトフジ」が4月から32年ぶりに復活。MCは、オズワルドの伊藤俊介(33)と、さらば青春の光の森田哲矢(41)が濃厚と報じられ話題になっている。
同番組は、1983年4月からスタート。「オールナイターズ」と呼ばれる現役女子大生が多数登場しAV紹介や性風俗ルポ、官能小説を朗読するコーナーなど、お色気企画も満載。“女子大生ブーム”を巻き起こした。デビューしたばかりのとんねるずも元気いっぱいレギュラー出演し、フジテレビの“80年代軽チャー”の象徴的番組だった。
しかし、他局も含めた深夜番組の過激化が国会で問題となり、85年3月でいったん放送終了。4月からエロ要素を排除して、番組をリニューアルし、最終的には91年3月まで8年間続いた。
昨年6月に就任した港浩一社長(70)の肝いり企画で、港社長は当時ディレクターとして同番組に関わっていた。盟友であるとんねるずは出演するかなど話題は絶えない。自身も若手芸人として同番組に出演経験がある“プロアイドルヲタク”のブレーメン大島氏はこう話す。
「思い返せば、タイアップの商品情報とか、歌手のライブとか、お笑い選手権とか、いろいろ入っている番組だったんですよね。その合間合間に、新作AVを紹介する『ビデオソフト情報』、クイズに不正解だとバスタブの中で水着を脱いでいく『バスルームから愛を込めて』、『ファニー・キクハラの体位レッスン』などのお色気企画があったのですが、そちらが人気となりました。でも、そうしたエロ企画は、コンプラ全盛の今の地上波では、まず無理でしょう」