中谷美紀「咳が止まらず…」危ぶまれるNYデビュー舞台の千秋楽…鬼気迫る女優魂で限界突破へ
女優・中谷美紀(47)の米ニューヨークデビューとなる舞台「THE HUNTING GUN(邦題:猟銃)」(井上靖原作)がオフブロードウェー公演中だが、体調不良で現地時間の3月27、28日の公演を連日キャンセルした。29日は舞台に立ったものの、4月15日の千秋楽を無事迎えられるのか、危ぶまれているという。
中谷は3月24日に自身のインスタグラムを更新。舞台写真とともに「昨晩も『猟銃』の本番だったものの、体調が優れず、不覚にも途中で咳き込む瞬間あり、お客様が失望してお帰りになるのではないかと肝を冷やしました」と体調が思わしくない様子を投稿した。その3日後の公演キャンセル……。劇場関係者によれば発熱を伴う体調不良によるもので、それ以前も薬を服用しながら体調不良を押しての上演だったという。
同舞台は、伝説のバレエダンサーで「セックス・アンド・ザ・シティ」などでも知られる俳優のミハイル・バリシニコフ(75)との二人芝居。といっても、中谷が約1時間40分にわたり出ずっぱりで、妻、愛人、愛人の娘の1人3役を演じ上げる“一人芝居”と言っても過言ではない。代役も立てられず、中谷が倒れれば公演は成立しないため、通常の舞台よりも重責を担う。中谷にとっては、初舞台作品にして、カナダ・トロントでの初海外公演も経験した思い入れのある作品で、女優デビュー30周年を迎える今年、アニバーサリーの意味も込めた再々演として、満を持して臨んでいる。