こうした背景には、19歳の時に音楽プロデューサーからスタジオに監禁され、レイプを受け、妊娠させられた、という悪夢のような経験が影響しているのかもしれない。ガガはその体験を14年に告白。あの悪夢がトラウマになり、自傷行為などさまざまな後遺症に苦しんできたという。
またIT企業実業家の家庭で生まれ、令嬢育ちの彼女だが、NYのお嬢さま学校「聖心女子学院」在学中にはユニークな性格やファッションがあだとなり、壮絶な「いじめ」を体験したこともある。
ガガが一貫して、いじめ撲滅やLGBTQへの支援、妊娠中絶廃止反対などを強く訴えているのも、こうした経験に基づいているに違いない。