井上咲楽は真の意味で“ポストこじるり”になれるか? 欠けているのは炎上覚悟の「貪欲さ」
“あざといキャラ”で2015年上半期には「テレビ番組に最も出演した女性タレント」になった小島瑠璃子(29)が、デビューから所属してきたホリプロを今年2月いっぱいで退社し、3月には年下の会社経営者と結婚もしていたことが明らかになった。今月15日配信の文春オンラインの一報を受けて、ホリプロが小島の退社を事後報告するという、異例の事態となった。
こじるりが抜けたホリプロで、“ポストこじるり”の最右翼として改めて注目を集めているのがタレントの井上咲楽(23)だ。井上は15年に第40回ホリプロタレントスカウトキャラバンで特別賞を受賞。地元栃木なまりの残る話し方や太く印象的な眉毛をトレードマークにユニークなキャラクターとして芸能活動をスタートさせた。
「ホリプロが熱心に営業をしていたので、きっと売れるとは思っていましたが、それを本格的に感じたのは、20年末に番組企画で太眉をカットしてキャラ転向した頃でしょうか。井上さんの場合、女優デビューもしていますが、女優業一筋ではありませんし、歌うわけでもない。先輩のこじるりさんとはどうしても仕事がかぶってしまったわけです。同時に、コロナ禍でアシスタントMCやひな壇の仕事が減り、競争率の高い激戦区になってしまった。賢い小島さんが危機感を覚えなかったはずはありません」(スポーツ紙記者)