市川猿之助事件で再燃、SNSザワつく「歌舞伎座建て替えの呪い」はまだ終わっていなかった?
警視庁は24日、東京・目黒区の自宅で、歌舞伎俳優の市川猿之助(47)と両親が倒れていた件をめぐり、猿之助の事情聴取を行った。全容は明らかになっていないが、SNSでは2013年4月に開場した東京・銀座の歌舞伎座の“呪い”に注目が集まっている。
「澤瀉屋」を襲うスキャンダルでいえば昨年8月、俳優の香川照之(57)が銀座のクラブでのホステスへの“セクハラ疑惑”を報じられ、ドラマやCMを降板。休業状態が続いている。しかし、今回は単なるトラブルではなく、猿之助の両親が死亡する“事件”に発展したため、歌舞伎座の建て替え工事を思い返した人も多かったようだ。
新歌舞伎座をめぐっては、2010年に建て替え工事が始まってから、約2年の間に中村富十郎、中村芝翫、中村雀右衛門と3人の人間国宝が亡くなった。12年12月には中村勘三郎が急逝。翌年2月に十二代目市川團十郎が亡くなった。
また、10年に海老蔵(十三代目市川團十郎)の暴行事件、12年に染五郎(十代目松本幸四郎)が舞台の奈落に落ちて重傷を負った。13年には九代目中村福助が脳内出血で倒れ、「七代目歌右衛門」の襲名は未だ延期となっている。