なにわ男子“フル稼働”24時間テレビの寄付金ピンチ…ジャニーズ性加害問題の逆風も
「過去最も寄付金を集めたのは、関ジャニ∞がパーソナリティーを務めた11年の19億8641万円で、これは東日本大震災があった年の開催だったことが大きく影響しました。次点は休止発表後の嵐がパーソナリティーを務めた19年の15億5015万円で、くしくも、ジャニー氏の追悼企画が放送された年でもありました。あれは嵐のファンによるお布施感覚での寄付が集まった結果といえます。コロナ禍も落ち着き、今年は性加害問題でジャニーズタレントに振り切った企画も厳しく、なにわ男子のファン以外からの寄付金を見込むのは難しそうです。だから日テレは、なにわ男子をフル稼働させるつもりかもしれませんが、それをあまり快く思っていないファンもいるということでしょう」(報道番組制作関係者)
また、なにわ男子はグループ内の平均年齢が23.1歳で、「未来を担う新・社会人世代の代表」として起用された。若年層の多視聴にこぎ着けたい日テレ側の思惑も垣間見えるが、ファンの年齢層が低いことも考えると、やはり例年以上に寄付金を集めることは難しそうだ。
「日テレとしては寄付金が集まり、視聴率も稼ぐ手段として積極的にジャニーズのタレントを起用してきたはずですが、もし寄付金が予想以上に集まらなくなれば、ジャニーズにかける比重もおのずと下がっていくと思います」(同)
ネットでは《今年の24時間テレビは絶対に見ない》という声も出ている。一体、寄付金はいくら集まるのだろうか。