小栗旬がトライストーン社長に ハリウッドを断念して俳優との“二刀流”を決めた納得の理由
「表向きは事務所の設立30周年に合わせ、以前から打診を受けていた小栗が承諾したという話になっています。ただ、このタイミングで小栗が引き受けたのには理由は2つあるといいます。1つは、昨年、小栗が主演したNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が成功し、小栗に対する評価と人気が最高の状態にあること。その小栗が社長に就任すれば、事務所の勢いをさらに加速させられるでしょう」(芸能ライター・弘世一紀氏)
もう1つは、やはり「鎌倉殿」が成功したことで、小栗の俳優としてのゴールが何となく見えてきたことだという。
「今後、テレビドラマやCMに出るにしても、小栗のギャラはかなり高騰することが予想されます。予算の都合で小栗が起用されないケースも増えるでしょう。そうなると、小栗が目指すのはハリウッドくらいしかないわけです。しかし、数年前にハリウッドに挑戦するためアメリカに移住をしましたが、コロナ禍もあって断念。ハリウッドの壁の高さを小栗が思い知ったという話もあります。態勢を整えて改めて目指すにしても、しばらく時間がかかる。俳優として一旦、冷却期間を置く意味でも社長就任はちょうどよかったのだと思いますよ」(芸能事務所関係者)
いずれにしろ、“小栗社長”の発言力がこれからのエンタメ業界で増すのは間違いなさそうだ。