ジャニーズ事務所「性加害問題」への“後手後手感”…広末涼子の事務所とはあまりにも対照的
■「知らなかった」発言で火に油
ようやく対策に乗り出したジュリー社長。5月14日に動画と文書で謝罪と見解を述べたが、性加害を「知らなかった」と発言し、火に油を注ぐ結果になった。次に手を打ったのが、コロナ感染時に国が「政府分科会」を設立したように、ジャニーズも“第三者委員会”を設け、調査に乗り出している。
今回の会見も委員会が背中を押したともいわれるが、問題は中身。もう動画は許されない。ジュリー社長の出席は当然だが“ジャニーズアイランド”社長であり現役タレントの井ノ原快彦の同席も望まれる。会見も質疑応答でなければ意味がない。ここまでやって事務所の姿勢、誠意は伝わる。
“ビッグモーター”の保険金不正請求問題では、世間の声に応じる形で、25日に社長は会見を開き謝罪。説明責任を果たした上で辞任を表明した。ジャニーズに対してもニュートラルな意見を期待したい。