加藤清史郎、芦田愛菜「最高の教師」に揃って出演…天才子役が大人に“脱皮”できる条件
《博士ちゃんの芦田愛菜はあんなに可愛くて透明感あるのに、ドラマだと別人でビックリした》
《芦田愛菜さん………すげえなレベチだな… 元子役の実力ってこんな高いんか》
と、絶賛のコメントが相次いでいる。
■求められる広い視野&脱ステージママ
「かつては『子役20歳限界説』が出るほど、演技力の向上に人間的な成長が追いつかないことが疑問視されてきました。子役は『大人に求められた従順な演技』が成功の肝になりますが、年齢を重ね普通の女優や俳優とれば、当然、それだけでは視聴者の共感を呼べません。脱皮に失敗したたくさんの天才子役が躓いては消えていきました」(ベテラン演出家)
何とか表現の世界で生き残ったものの、坂上忍(56)、杉田かおる(58)、黒田勇樹(41)のように、世間的にもお騒がせなイメージの印象が強い元子役たちも多い。大人の世界で頑張っている間に“常識”のセンスがおかしくなってしまう子役も少なくない。
「その点、加藤さんはロンドンに留学し、高校生活を送りながら、現地の俳優学校でも学びました。芦田さん同様、本田望結さんや鈴木福さんも大学進学し、決して驕らず地に足がついた賢さを持った子役出身の方達が最近増えています。やはり大人になって俳優を続けていく上では広い視野が不可欠ということでしょう。また子どもよりも自分が前面に出てくるステージママの存在が減って来たことも要因として挙げられます。親が出しゃばらないというのも子役出身の俳優が成功する条件になりつつあります」(同)