ジャニーズ社名変更でも性加害問題は終わらない 北公次が告発本を出した35年前と時代は様変わり

公開日: 更新日:

 ジャニー喜多川氏(2019年死去)によるジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、同社は社名変更し、10月2日に会見を開いて新社名を発表する方向で動いている。前社長の藤島ジュリー景子氏(57)が100%保有する株式の取り扱いなどについても言及するという。矢継ぎ早に対策を打ち出しているかに見えるが、この問題はまだまだ終わりが見えない。

「元フォーリーブスの北公次がジャニー氏の性虐待を告発した当時、ジャニーズ事務所は大打撃を受け、所属アイドルのシングル売り上げは軒並み下がりました。ただ、テレビが北公次の告発を報道しなかったため、5年程度で風化してしまった。ただ、ネットが発達した令和の今は同じような状況にはならないでしょうね」(音楽関係者)

 1988年11月、北公次が著書『光GENJIへ』でジャニー氏の蛮行を綴り、一部の週刊誌や夕刊紙は積極的に報じた。そのため、世間にもジャニーズ事務所のキナ臭さが伝わった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はカネにも執着か…チーム力は度外視、4球団との面談で見えてきた"共通項”

  2. 2

    中居正広が地上波テレビから消える?「女性トラブルで“示談金”9000万円」報道の深刻度

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    巨人元バッテリーコーチがFA甲斐拓也獲得を悲観…「人的補償で未来の大切な戦力を失いかねない」

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    『光る君へ』ロスはまだまだ続く…柄本佑 “藤原道長”熱演の余韻で《いずれは大河の主役》の声も

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    中居正広“9000万円トラブル”報道の波紋…解決済みでテレビ出演続行、お咎めなしか?

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由