フジ月9「真夏のシンデレラ」歴代ワースト視聴率…森七菜×間宮祥太朗W主演でも大爆死の必然

公開日: 更新日:

■物語もダラダラ&感情移入できず

 さらにその描き方にも大いに疑問符がつくという。

ドラマは物語と登場人物が重要な要素ですが、今回は、その両方ともいかがなものかと。ストーリーは、家庭や学歴に恵まれない、いかにもな3人の女性と、中途半端にセレブな5人の男性によって展開します。頭のどこかに往年の名作『男女7人夏物語』などがあったのかも知れませんが、一人一人の掘り下げ方が浅く、ドラマ全体が平板で物語に起伏がない。海辺が舞台となっていますが、まるで金魚鉢の狭い世界の中で、8匹のメダカがつつきあってるかのようです。これでは視聴者は引き込まれないでしょう。さらに登場人物に関しては、森七菜演じる主人公は“明るくてサバサバした性格”ですが、恋愛ドラマとしては、憧れや共感を得にくく、感情移入できないキャラクターでした。男性陣もよくなくて、画面に出てくるだけで萎えてしまうような感じでした。いい俳優を使っているのにこれではまるで生かせていない」

 長らくドラマを見つめてきた碓井氏は最後にこう言った。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動