星由里子編(3)『若大将』シリーズの澄ちゃんに集約されて他の代表作が作れなかった
1962年、星由里子は「娘と私」「箱根山」「河のほとりで」と文芸作品に、立て続けに出演した。当時中学生だった鈴木敏夫は、それらの映画をリアルタイムで見ている。
「獅子文六原作の『娘と私』は、日本人の父親とフランス人の母親との間に生まれた娘を、母親が帰国したために、男手一つ…
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