堀田真由とんだトバッチリ…“パクリ騒動”でつまずいた「あな忘」は心震わせる脚本に期待

公開日: 更新日:

《『silent』に出ていた風間俊介が出ていたり、ラスト直前に出てきた岡田結美は『silent』の夏帆の役どころに近い匂いがするし、制作が『silent』を意識しているのがバレバレ》といった指摘も。

 確かに「ポスターのビジュアルのテイストもしかりで、手書き風のタイトル文字も似ているし、局の偉い人の誰かが《『silent』みたいな感じでできないかな》とオーダーして作られたドラマじゃないですか」(スポーツ紙芸能デスク)なんて意地悪な見方もある。が、テレビコラムニストの亀井徳明氏は「神戸が舞台なのは新鮮だし、映像の雰囲気も音楽もいい。初回で脱落するのはもったいない」と、こう続ける。

「放送前のマイナスなニュースのせいか、冒頭から“ありえない警察”や“デジャブ警察”のえじきになってしまいました。ただ、ネットでいちばん言われている“廃墟にあった美しいピアノ”の場面。漫画やアニメならあまり気にならなくても、実写ドラマだからこそ目についてしまうので、そこでシラけさせてしまったのは残念。きれいなシーンなんですけどね」

 実際、批判するコメントの中には《春の『日曜の夜ぐらいは…』も、夏の『何曜日に生まれたの』は好きだったのに》という書き込みも数多く見られる。つまり落ち着いて見られるこのテレ朝10時枠に期待している層は少なからずいるわけだ。そもそも初主演の堀田にとっては、とんだトバッチリだろう。

 前出の亀井氏は「1998年の名作『神様、もう少しだけ』(フジテレビ)の浅野さん脚本らしい、心震わせる展開になることを期待します」とエールを送るが、29日の第2話を直前に、制作サイドは「視聴者様、もう少しだけ」が本音だったりして?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された