今年のももクロMC「ももいろ歌合戦」は本家NHK紅白を打ち負かす? 堂本剛出演予測でも大盛り上がり
対するNHKのネット視聴は31日間の無料トライアル期間を設けてはいるものの、NHK(総合、Eテレ、BS1、BSプレミアム)のアーカイブ視聴は有料。昨年の「紅白」は第1部の平均世帯視聴率が31.2%(個人視聴率は23%)で、2部の世帯が35.3%(個人は26%=関東地区、ビデオリサーチ調べ)。史上最低だった前年(21年)より微増したが、ワースト2位という残念な結果に至っている。
今年は旧ジャニーズ枠にはK-POPらグローバルボーイズグループが“繰り上げ当選”したものの、ターゲットとなる若年層はインタイムでテレビを視聴するとは思えず、逆に紅白をオンタイムで見る中高年世代にとっては認知度はイマイチ。若年層のNHK紅白離れはさらに加速するとエンタメライターの伊藤雅奈子氏は警鐘を鳴らす。
「コロナが明けて、K-POPやグローバルグループを支持する若年層はカウントダウンイベントや初詣で外出するため、今年の在宅率がさらに低くなる。自宅でテレビを見るより、外出先でスマホで無料で観られるABEMAやTVerのリアル配信を観る若者が増えるであろうことは確実。在宅、もしくは有料配信のNHK紅白は今後さらなる苦戦が予想されます。他局の次世代に対応した大型音楽番組に差をつけられていくでしょう」
時代の変化に対応しようと努力しているものの、イマイチ空回りが続く本家NHKの紅白。公共放送のプライドにかけて配信番組のももクロに負けるわけにはいかないだろう。