今村昌平と日活女優編(6)左幸子さんが女性の半生を見事に演じきっている
1963年11月、今村昌平の監督第6作「にっぽん昆虫記」が公開された。前作「豚と軍艦」から3年、その間に今村は浦山桐郎の監督デビュー作「キューポラのある街」(62年)の脚本を書き、日活からの要請で海洋アクション「禁じられた海」の準備にかかるが、シナリオハンティングに旅立つ直前に…
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