松本人志“後継MC”の明暗…「だれかtoなかい」二宮和也は大好評、「IPPONグランプリ」バカリズムには物足りなさ
確かに松本がいることで「面白いトークを展開しなければ」というゲスト側の緊張感も生まれていたが、日曜の夜にゆっくり見るのであれば、中居&二宮コンビが醸し出す緩い空気感の方が、視聴者のニーズには適しているともいえるだろう。
■バカリズムが代理を務める「IPPONグランプリ」は松本不在を嘆く声
一方、バカリズム(48)が代理でチェアマンを務めた3日放送の「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)では、バカリズムの進行に対しての評価は高かったが、《松本人志に観てもらいたくて芸人さんは頑張っていたと思う》《バカリズムが悪いとかではなく、あまり盛り上がった気がしなかった》と、やはり松本不在を嘆く視聴者の声も上がっていた。
「『だれかtoなかい』や『水曜日のダウンタウン』など、松本さん自体にフォーカスを当てた番組ではなく、ゲストやドッキリなどの企画が前提としたものであれば、松本さんがいない方が緩く見れるというのはあるかもしれません。松本さんと仕事がしたいという制作側と、スポンサー受けを狙った局の意向で、松本さんをMCに置いていただけの番組もある印象ですが、『IPPONグランプリ』や『人志松本のすべらない話』などは、まるで公開オーディションをみているかのような緊張感と“松本さんに気に入られなければ”という後輩芸人たちのヒリヒリ感があり、それが番組としての面白さには繋がっていた部分は確かにあると思います」(同)