「ふてほど」人気で袴田吉彦が再評価 元“不適切俳優”は体型キープ、歌って踊れるイケオジだった
「声優もやっていることもあり、袴田さんはとにかく声がいい。2012年の舞台『十三人の刺客』での松平斉韶役を見た際に感じたのですが、切れ長で目力が強い顔立ちが時代劇にとても合う。180センチの長身で舞台映えもしますし、演技力も確か。不倫騒動はあったとはいえ、埋もれてしまうのは惜しい役者さんだと、騒動があった当時は感じました」(前出のエリザベス松本氏)
今回の「ふてほど」のマスター役は衣装やヘアスタイルではちょっと判別しにくいものの、見る人が見れば、若かりし頃の体型をキープし、50歳にはとても見えないイケオジと分かる。
「これまでの相当数の出演作品が示すように、どんな役柄でも馴染む俳優さんの1人だと思います。今後は連ドラでイケオジポジションで重宝される可能性もありますし、歌と踊りが印象的だったことから舞台からも声がかかりそう」(ドラマ制作会社スタッフ)
かつて《不適切》な関係で世間を賑わせた袴田が、「不適切にもほどがある!」で“爪痕”を残す。もちろん、それを狙ったキャスティングじゃないだろうが、マスターの歌と踊り、再びはあるか。