永野芽郁から広瀬アリスへ…フジ伝統「月9」で2クール連続“重めラブストーリー”の勝算
フジテレビの伝統枠“月9”の苦戦が続いている。全話平均の世帯視聴率は、2023年7月期の「真夏のシンデレラ」が5.6%、10月期の「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」が5.3%。そして18日に最終回を迎える今期の永野芽郁(24)主演「君が心をくれたから」も、これまでの10話平均で5.7%だ(関東地区=ビデオリサーチ調べ)。
世帯視聴率はもともと視聴者に関係がないうえ、今どきテレビ局もスポンサーも重要視していない数字とも言われているが……。
「伝統の“月9”としては一部メディアで《爆死》と言われてしまうのも仕方ないかもしれませんが、初回の7%台から第2話で5%台に下がったとはいえ、それ以降はほぼ横ばい。配信の数字も決して悪いわけではなく、一定層の支持は得ています」(エンタメ誌編集者)
放送後にネット上でよく見られるのは、《月9史上最悪の不幸の詰め合わせ》《ツッコミどころが多すぎて素直に話に入っていけない》《俳優さんが頑張っているのがかわいそうなくらい、めちゃくちゃなストーリー》といった酷評。その一方で《素直に泣けました》《ここまで見たんだから最後どうなるか気になる》《演者さんがいいから、最後に「見てよかった」と思わせてほしい》と支持する声も、確かにある。