テレ東・松丸友紀はお笑い系事務所に所属、テレ朝・林美沙希はプロ雀士と二刀流…女子アナ「働き方改革」最前線
アナウンサーの“フリー転身”も多様化の時代に
今どきの局アナは、フリーの転身先も多様化し、副業や兼業も本人次第というわけだ。女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。
「女子アナの副業といえば、結婚式の司会が定番で、主にフジテレビなどの各局アナウンス室で認められていたり、謝礼の割が良い仕事が回してもらえるような環境ができています。社員教育の厳しい日本テレビではほとんど聞いたことがありませんが。あとは、15年前くらいから、グラビア出演やフォトエッセー集などの副業も増えてきましたね。林美沙希アナのプロ雀士挑戦は入社当時からの念願でしたが、収入を得るというよりは、ライフワークとも言えそうです」
一方、松丸アナについてはこう続けた。
「お笑い系の事務所に入った松丸アナや、ベンチャー企業に転職する例も増えてきて、アナウンサーの“フリー転身”も多様化の時代に突入しつつあります。これからアナウンサーを志望される方にとっては、かつてのように局で看板アナを目指すことが絶対ではなく、いろいろなことに挑戦できるステップアップの仕事として、環境は整ってきていると言えるでしょう」
今どきの局アナは、異業種転職は当たり前、副業もOKと、さすが時代の先端の行く“働き方改革”を実践しているようだ。