二宮和也は視界良好!「ブラックペアン」続編が「アンチヒーロー」超えのヒットになりそうな“根拠”

公開日: 更新日:

 2018年放送のシーズン1は、初回視聴率こそ13.7%だったが、最終回は18.6%と右肩上がりでフィニッシュ。原作者は、あの「チーム・バチスタの栄光」の医師で作家の海堂尊氏と、ストーリーについても不安要素はない。

「日曜劇場で続編が制作されたのは、2010年以降では『JIN―仁―』の完結編とか『半沢直樹』『下町ロケット』などで、いずれも続編もヒットしています。TBSの看板枠だけに、制作サイドだってよほどの勝算、自信がなければ続きは作りませんよ。『ブラックペアン』もしかりです」(前出の元テレビ誌編集長)

 日曜劇場で続編といえば、もうひとつ、2016年と18年に放送された松本潤(40)主演の「99.9―刑事専門弁護士―」もある。「俳優としての評価はマツジュンより二宮の方が上」(芸能プロダクション幹部)だし、同じ嵐のメンバーだけに、本音は「負けたくない」だろう。

「ただ、若者の地上波ドラマ離れもあって、当時とは視聴率をめぐる状況も変わってきているだけに、シーズン1ほどの数字は望めないでしょう。2ケタをキープできれば十分に合格点とはいえ、二宮さんの“潜在視聴率”は長谷川博己さん以上で、嵐の中でもトップクラスだけに期待は膨らむ。もし問題が生じるとすれば二宮さんのスキャンダルでしょうが、2019年の結婚後も良き夫、業界内では子煩悩な良きパパともっぱらですし、スタッフのウケも悪くない。昨年10月に嵐の中でいち早く旧ジャニーズ事務所から独立したのも、スタッフなど周囲の勧めがあったからといわれていますし、それだけ周囲の信頼も厚いというわけです」(前出のスポーツ紙芸能デスク)

 ちなみに「ブラックペアン」シーズン1はFilmarksで3.9と、ドラマ好きにも評価されている。視界は極めて良好のようだ。追い風に乗って「アンチヒーロー」超えもある?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    巨人入り若林楽人「4番気取り」なら新天地でも“塩漬け”不可避…打撃に求められる意識改革

    巨人入り若林楽人「4番気取り」なら新天地でも“塩漬け”不可避…打撃に求められる意識改革

  2. 2
    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  3. 3
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 4
    3選狙う小池都知事は情勢調査「一歩リード」も圧勝遠のき焦り…街頭演説も聴衆スカスカ

    3選狙う小池都知事は情勢調査「一歩リード」も圧勝遠のき焦り…街頭演説も聴衆スカスカ

  5. 5
    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚

    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚会員限定記事

  1. 6
    巨人が「同ポジション」緊急トレードで企む真の狙い…松原を西武に放出、若林を獲得

    巨人が「同ポジション」緊急トレードで企む真の狙い…松原を西武に放出、若林を獲得

  2. 7
    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

  3. 8
    小池知事は都知事選TV討論すべて拒絶…蓮舫氏が街頭演説で暴露し「逃げないで」と訴え

    小池知事は都知事選TV討論すべて拒絶…蓮舫氏が街頭演説で暴露し「逃げないで」と訴え

  4. 9
    永尾柚乃はもはや子役にあらず …すでに「助演女優レベル」の納得エピソード

    永尾柚乃はもはや子役にあらず …すでに「助演女優レベル」の納得エピソード

  5. 10
    高橋一生「ブラック・ジャック」の不安材料? ドクター・キリコ=石橋静河にやはり疑問の声

    高橋一生「ブラック・ジャック」の不安材料? ドクター・キリコ=石橋静河にやはり疑問の声