タモリ倶楽部“空耳アワー”の“尻俳優”有田久徳さん 2年前から居酒屋を経営するワケ

公開日: 更新日:

1月に娘が誕生

 女性との出会いにも恵まれた。36歳のとき、「BJ Bar」の客だった7歳年下のエステティシャンと結婚。39歳で離婚したが、2年前、11歳年下のメーキャップアーティストと再婚した。

「前の奥さんには家賃を払ってもらい、ご両親には家を買ってもらい、男の子も生まれたのですが……。再婚した奥さんは、最初の結婚の披露パーティーのときにメークをしてくれた女の子なんです。こう言うと、どうしようもない人生ですね(笑)。どうも1人では生きていけないタイプみたいで、今回も奥さんが家賃を払ってくれて、ときには店にも立ってくれています。こんな僕でも、奥さんのご両親は、“空耳アワー”を見ていたので、結婚を認めてくれました」

 この1月には娘が誕生。前妻の元で育つ息子に会えない寂しさを、癒やしてくれているそうだ。

 さて、千葉県松戸市出身の有田さんは、小松原高校3年のとき、同級生の朝倉淳二に声をかけられ「ダンサブル」結成。96年、オーディションを受け、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)でデビューした。

 30歳のころ、深夜バラエティー「タモリ倶楽部」の“空耳アワー”に出演を始め、よく裸になり尻を見せていたことから“尻俳優”などと呼ばれ人気を得た。

「最初は、たまたま僕のスケジュールが空いていて、事務所に『行け』と言われるままに現場に行きました。現場ではほかの出演者3、4人と並んで、いきなり尻チェックをされ、僕の尻が選ばれたんです。運が良かったですね。体毛が薄いので映しやすかったみたい。それでも、毎回、撮影前にスタッフさんがT字カミソリで尻の割れ目の毛を剃ってくれたんですよ(笑)」

「セミを食べたり、土に埋められたり……NGはなかったです。VTRは全部で200本ぐらい出演したかなぁ。1日で8本撮ったりしていました。ギャラは安かったですが、お金じゃない。いい画を撮ろうと一生懸命のスタッフと一緒に仕事をし、仲良くなれて、視聴者にも喜んでもらえましたから」

 高円寺のマンションに、家族3人暮らし

(取材・文=中野裕子)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  4. 9

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 10

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは