桑田佳祐がアラ70で原点回帰…ソロライブでは洋邦同居“雑食性”音楽ワールド炸裂

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 構成作家のチャッピー加藤氏はこう言う。

「もともと桑田さんは音楽に関して、ジャンルを問わず何でも聴く方です。サザンオールスターズの由来になったサザンロックだけでなく、ドリス・デイからビートルズ、クラプトン、ザ・ピーナッツ、GS……。さらに最近の若いアーティストの曲もちゃんとチェックしてますし。この雑食性が独特の桑田ワールドを形づくっているのだと思います」

 そんな桑田ワールドはこれからも続くということなのだろうか。

「洋楽と邦楽が同居しているというか、カテゴリーで聴いてないんですよね。そのアーティストの個性を聴いてるんです。そして、それを吸収、咀嚼して桑田流に変換する。だから桑田さんの音楽にはいろんな要素が詰まっていて、聴いていて飽きないし、世代を超えて支持されている。それは、これまで通り、今後も続いていくと思います」

 今回のソロライブには、そんな桑田佳祐の原点回帰のような意味もあるのかも知れない。古希へ向けたリニューアル中とみて、新曲やステージを楽しみにしたいものだ。

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