石丸伸二ブーム終焉の兆し…「そこまで言って委員会」で泉房穂氏の舌鋒にフリーズし“中身ナシ”露呈

公開日: 更新日:

 都知事選の投開票から1週間が経過──。次点だった石丸伸二・前安芸高田市長(41)が注目度の高さから、連日テレビ番組に出ているが、馬脚を現している。一方的に話す街宣やユーチューブと違い、出演者との対話を強いられる番組で政治家として「中身ナシ」を露呈しているのだ。

 話題を呼んでいるのは、14日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」での一幕だ。ゲスト出演した石丸氏は、パネリストの泉房穂・前明石市長(60)に「街頭演説でほとんど政策を語っていなかった」と指摘され、何をしたいのか問われると「一番危惧しているのは人口減少」と発言。具体策を問われると「例えば、一夫多妻制の導入や遺伝子的に子供を生み出すとか」と放言した。「今やろうとは思っていない」と修正したものの、Xは〈この男はヤバい〉〈真面目に言ってんのか〉と大炎上。「一夫多妻」が一時、トレンド入りしたほどだった。

 さらに、石丸氏は東京への人口集中も問題視。都から地方への人口が還流する形をつくるべきと主張したが、具体策を問われると苦しげな表情を浮かべ「言葉にするとスゴく緩いんですけど……、地方の魅力、そこに住んで、働いていいなという意識がないので、東京以外は魅力がなくなってます」と、緩いどころか答えになっていなかった。

 また、泉氏を意識したのか、石丸氏は安芸高田市長時代に実現した小中学校の給食費の無償化を引き合いに「(明石市は)小学、中学(両方)ではしてないですよね」と指摘。明石市が小学校では無償化していない点を突き「なぜ、やらなかったのですか?」と、得意の“石丸構文”を展開した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高野連を直撃「甲子園でリクエスト制度なぜ導入されず?」

  2. 2

    これも防災対策のひとつ? 「ソーラー充電器」は買っても秘密にしておけ

  3. 3

    大谷は連日の一発、メジャー6人目「40-40」目前…それでも「未来が見えない」根本原因

  4. 4

    加橋かつみさんが憧れたストーンズ「サティスファクション」はザ・タイガースの原点でもある

  5. 5

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  1. 6

    小泉進次郎の自民総裁選出馬に暗雲…「3つのネガティブ材料」で“客寄せパンダ”に急激な引き潮

  2. 7

    小林鷹之氏のカネ集めは「古い自民党」そのもの…初入閣後にハイペースでパーティー開催

  3. 8

    Number_iに囁かれるキンプリ遺産の食い潰し…サマソニで持ち歌少なくデビュー曲を2回披露

  4. 9

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  5. 10

    「ブラックモンブラン」竹下製菓が最大の危機に…事業拡大の矢先、右腕の夫と会長の父に先立たれ