紅白歌合戦は旧ジャニーズ出演ゼロ、“韓流&辞めジャニ”祭りに…超安直構成でNHKさらに墓穴

公開日: 更新日:

「性加害問題が一段落してきたからと、ジャニーズ人気に即座に頼ろうとするというNHKの相変わらずの体質を感じたことがまずひとつ。それでそれがうまくいかなかったからといって、韓流アイドルや“辞めジャニ”に雪崩を打っていきそうな感じもとても安易な気がしますね。昨年は最低視聴率でしたが、そのあたりの分析はしっかりできているのでしょうか」

■さらに知らない人ばかり

 さらに、そもそも“国民的番組”としての紅白の限界についても、こう付け加えた。

「紅白といえば、『天童よしみ 大阪府出身』といった感じで“おらが村の代表”がヒット曲をひっさげて男女別に対決するという番組でしたが、時代の流れで、すでに紅白でもなんでもなくなり、『合戦』色も弱められている。ここで旧ジャニーズのタレントが復活したところでどこまで視聴率が復活するかも未知数です。その旧ジャニーズのアイドルだってろくにわからない中高年にとっては、韓流アイドルや辞めジャニなど、さらに知らない人ばかりでしょう。それぞれの世代の見たいものは、さらにバラバラになっていて、それは配信なりで見られるようになっているので、ファンもそちらを見ているほうが楽しいはず。紅白は、年末の風物詩的存在ですが、企画的なほころびが出てきているのは明らかです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された