女子プロレスラー最大注目株 ジュリアの意外な素顔…エンタメ素質はマツコ、さんまのお墨付き
米国移住の直前には、波瀾万丈な人生をまとめた「My Dream ジュリア 自叙伝」(ホーム社)を刊行。東京・書泉ブックタワーでサイン本お渡し会を行うと、400人以上のファンが集まって、808冊を売り上げ。同書店におけるスポーツ・格闘技関連のイベントで過去最高の売り上げを記録した。
同著の制作・編集を担当したのは、元「週刊ゴング」の名物編集長・金沢克彦氏。同氏は、「圧倒的なオーラとルックス、立ち居振る舞いから、日本のプロレス界に収まっている器ではないと、2年ほど前から感じていた」という。
「若き日から全盛期にかけてのアントニオ猪木に似ているんです。ブラジル移民として差別されるなかで、まともなスポーツ歴がないままのし上がった猪木。その生きざまやコンプレックスがリングに投影され、波瀾万丈の人生を歩んできた人間にしか出せない空気感、トンパチさがあったのです。ジュリアからもそれを感じる。無論、ジュリア本人は意識していないので、言ったところでポカンとしてましたけど(笑)」