藤原紀香、篠田麻里子ら所属 サムデイ破産に見る芸能プロの栄枯盛衰…前近代的な事務所は淘汰される時代
前出の芸能プロ関係者も「企画力もなく、仕事も取って来ない上、出演料をピンハネするような前近代的なプロダクションはアウトになってきています」と言う。芸能リポーターの平野早苗さんの見方はこうだ。
「振り返ってみれば、映画全盛期からテレビへ芸能文化の中心が移り、さらに今はインターネットへと変わってきています。その移行期にあたり、俳優、タレントさんも事務所所属の方が安心だったり有利なら居続けるでしょうけど、米倉涼子さんをはじめ大物と呼ばれるような方たちこそやめているように感じます。発信力のある芸能人はもっと自由にやりたいことをやりたいようにしたいのでしょう。それで稼ぎ頭がいなくなったり、テレビなどの仕事が激減しているので、事務所を維持していく力がなくなっているのでしょう。使われる側と使う側という力関係はこれからさらに変化していくような気がします」
既得権益にあぐらをかいて、時代の変化に対応できない組織が自壊するのは当然の帰結である。
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篠田麻里子には、かつて、「関わった案件が次々と破綻する」というジンクスが、まことしやかにささやかれていた時期があった。
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