フジテレビ「芸能界との蜜月」は港社長に引き継がれ…87歳日枝久氏はなぜ引退しないのか?
「1988年にフジサンケイグループの初代議長の鹿内信隆氏の長男、春雄氏が急死後に日枝氏は社長に就任。2001年には会長の座に就いて、長きに渡って“ドン“として君臨。17年に相談役に退き、たびたび『引退すべき』との声があがっていますが、いまだに影響力を持ち続けています」(週刊誌記者)
近年、日枝氏に対して、フジ・メディア・ホールデングスの株式総会で「日枝、やめろ!」と怒号が飛んだこともあるが、引退する様子は一向に見せない。日枝氏が隠然とした力を持ち続ける背景に、政財界、芸能界の幅広い人脈があるという。
「編成局長時代に『夕やけニャンニャン』、社長時代に『とんねるずのみなさんのおかげです』で高視聴率を記録している日枝氏は、とんねるず、特に石橋貴明をかわいがり、プライベートで食事やゴルフによく行っていました。同時に『ドリフ大爆笑』のドリフターズ所属の『イザワオフィス』の井澤健氏などとも蜜月関係を築いています。ちなみに当時、これら番組のスタッフだったのが港社長。港社長は日枝氏同様、石橋と個人的に親しい。大手芸能プロ幹部を囲む会で女子アナをアテンドしていたと文春に報じられた港社長は、日枝イズムの継承者といっても過言ではありません」(前出・芸能ライター)