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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

Kōki,主演「女神降臨」大苦戦の理由は“Z世代女性がソッポ”…主な客層は「工藤静香ファン」

公開日: 更新日:

映画賞を着々と獲得してきた実績も…

「観客の年齢層は主に中高生と、この年齢層を子供に持つ母子という2つのタイプに分けられます。さらに詳しくヒアリングしたところ、『母親が工藤静香のファンだから』という動機が多かったのです。公開前に配給会社に『女神降臨』の勝算を聞いたところ、“Z世代をいかに多く取り込めるかが勝負”と言っていましたが、20代前半の女性層の足が鈍ったことが、つまずきの最大の原因かもしれませんね」(前出の映画関係者)

「牛首村」ではKōki,のファンと、ジャパニーズホラーのファンが映画館に足を運んだことでそれなりの数字をつくることができたが、残念ながら「女神降臨」は思うような観客の流入がない。

「これはあくまでも噂ですが、工藤が来年度の日本アカデミー賞の優秀主演女優賞にKōki,がノミニー(候補者)となることを希望していたという話も聞かれています。『牛首村』ではブルーリボン賞新人賞を受賞、3月16日に開催された第18回アジア・フィルム・アワードではアジア有望スター賞を受賞しているKōki,ですが、日本の映画界最大の賞を受賞させ、女優として少しでも箔を付けさせたいというのが、工藤の本音かもしれません。そのためには映画館を観客でいっぱいにする必要があったわけですが」(芸能プロダクション関係者)

「女神降臨」は前後編という作りで、スタッフとキャストをそのままに、今年5月1日に「女神降臨 After プロポーズ編」という後編が公開される予定だ。

 はたして今後Kōki,はどんなプロモーションを展開してくるのか。

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